悩みに対しての思考法
悩んでいる状態とは
悩んでいる状態とは「頭の中で色々なことを考えている」状態のことで、悩むことが可能な脳の容量を超えた時が脳のしんどい状態になるのではないかと岡田氏は話していました。
私の最近の悩みで、次の日に仕事があるのに夜に眠れないというものがあります。本来なら眠れないだけが悩みのはずなのに、「途中で眠くなったらどうしよう」や「仕事のパフォーマンスが落ちてしまう」など、眠れないことに付属する他のことも悩みとなってしまいます。これが続くと精神的にキツくなるのでこのことを言っているではないかと思いました。
悩みは一つ一つ書き出す
脳の容量を超えた時にとる対策が「悩みを一つ一つ書き出す」ということでした。
書き出すことで、悩みをテーブルの上に置くことができる、すなわち可視化できるようになるので効果的なのです。岡田斗司夫氏は、頭のいい人ほど書き出していると話していました。
私は悩みごとがあると全て頭の中で考えていましたが、確かに解決したことはほとんどないように思います。考えるより何が悩みとしてあるのかを書き出すことを実践することで悩みを認知することができるのかもしれませんね。
また岡田氏は旅行に行くときに整理がうまい人は、カバンの中をテーブルの中に出してからカバンに入れると話しています。これも、一旦どの道具があるのかを認知することで何があって足らないのかがわかるからなのかもしれません。
悩みが大きい時の対処法
大きい悩みの例
- 将来の不安
- お金の不安
- 健康の問題
このような悩みが大きいときはジャンルごとにまとめてそのジャンルだけ考えることが大切だそうです。お金の悩みがあるのであれば、「今の給料でいいのか?」、「老後資金はどうするのか?」とジャンルごとにまとめて整理してみるとその問題にフォーカスして考えることができ、悩みを解決するきっかけになるのかもしれません。
お金をジャンルとした場合の例
- お金
- 給料
- 老後資金
- 副業をするか
- 教育費
上記のようにすると、自分がお金の何に悩んでいるのかが見えやすくなります。
悩みを整理することで気が軽くなる
岡田氏は、ジャンルごとに悩みをまとめて整理することの何がいいかというと「気が軽くなること」と話しています。悩みは何に悩んでいるのかわからないことが多く、それなのに悩まされるという厄介なものです。
私も夜とかぼーっとする時間があるとついつい悩んで、ネガティブになることがよくあります。その時に悩みを書き出すということを実践してみたら問題を解決した訳ではないのですが気が楽になりました。
問題(悩み)に対する5つの対処法
問題は下記の対処法があると考えているそうです。
- 解決する
- 逃げる(考えないようにすること)
- 保存する(解決を保留にして問題を忘れないようにする)
- 忘れる(問題がなかったかのように振る舞う)
- 共有する(他の人に話す)
前提としてほとんどの問題は解決しないことを覚えておくことが大切なようです。
2~5の対処法は、問題の解決にはなっていません。普通問題があると解決したくなるものですが、解決できない問題の方が多いとわかっておくことで気が楽になりますし、解決できない上でどうするか考えることも可能です。
解決していない問題は、「どうでもよくなっている」か「自分が介入しないところでなんとかなっている」場合がほとんどだそうです。問題の対処としては解決するのが一番だと思いますが、90%以上は解決せず2~5で対処しているのではないかと話していました。確かに悩んでいることなどは、その時に解決することはほとんどなく、時間が解決してくれることが多いですよね。
私も就活の時は、「いい会社に入れなかったらどうしよう」とか「親のめんどうを見ないといけない」とか色々悩んでいましたが結局のところどうでもよくなっていたり、自分が介入しないところで解決されていました。そう考えると悩むこと自体バカバカしく思えてくる気もしますね。(だから気が楽になるのでしょうか。)
最後に
賢い人は、悩み(問題)を可視化できる状態にしてあげることで、自分の思考を整理しているんですね。とても気づきのある動画だったので紹介させてもらいました。最近悩みが多いという方はぜひ書き出すということをやってみてください!
今回紹介した岡田斗司夫氏は、プロデューサー、評論家、実業家とマルチに活躍されている方で偏見なども包み隠さず話すところがとても面白いなと思います。他の面白い動画などもあったらそれの感想等も記事にできたらいいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!